ヘアカラーのサンプルをテストしてみました♪
あまりブログで仕事に関する事を記事にしていなかったのですが、意外と「ちゃんと仕事してるんです」って言う所をたまにはアピールしようと思い、仕事絡みの記事を書かせて頂きます。(たまたま美容ディーラーさんにサンプルを貰ったからって記事にした訳ではありませんよ! f^_^; )
次々と開発される新商品
僕達の業界の中でも例に漏れず毎年毎年、様々な新商品が開発されて発売されます。
その中でメーカーさんや美容ディーラーさんの好意で様々な商品のサンプルをちょくちょく頂くのですが、そのサンプルを自分達でテストしてみて、その中からお客様にとってより良いと思えるものをチョイスして、サロンワークでも使用し、お客様がご家庭で使えるものに関しては店頭に置いて販売します。
パーマ液やヘアカラー剤などは何人かのモデルさんにテストさせて頂いて、その後の状態とかも確認した上で既存のものよりもお客様にとってより良い結果が出るものに関しては既存のものと入れ替えます。
もし、既存のものとは別のものならば、新たにメニューを追加する様な形でサロンワークで実際に新メニューとしてお客様にご案内させて頂くという流れになります。
今回はヘアカラーのサンプルを
今回は、少し前に美容ディーラーさんから頂いていたヘアカラーのサンプルをテストしてみましたのでその模様をザックリとご紹介致します。
今回美容ディーラーさんに頂いたヘアカラー剤は、毛髪へのダメージをかなり抑え、発色と手触りと後はとにかくツヤが凄いと言う事なので、そこに着目してレビューしていきたいと思います。
ちなみに分かりやすく分類すると「おしゃれ染め」と「白髪染め」があるとしたら「おしゃれ染め」に分類されるヘアカラー剤になるのですが、当店には30代〜40代のちょっと白髪も気になる世代の方も多くいらっしゃるので、「白髪もカバーできるのか?」というテーマでテストして行きます。
カラー前の状態の画像がこちらです。
ヘアカラーして6週間ほど経っている状態で、4週間前にデジタルパーマをしているので所々が退色しています。
今の明度が7レベル〜8レベル程度の状態で、新生毛(白髪)が13㎜くらい伸びています。
目標を設定
目標は「7レベルのアッシュベージュで白髪もカバーする」に設定して薬液を調合し、塗布して行きます。
塗布した感覚では、今当店で使用しているヘアカラー剤に比べると少し粘度が硬く、少し重たい様な感じです。
新生毛から塗布を始め、目標とする明度もそんなに今と変わらないのでそのまま毛先まで塗布していきます。
それと、今回は白髪もカバーして行きたいので新生毛にしっかり色素が入る様にラップをして時間をおきます。
そのまま時間をおきます。
カラーチェックしてシャンプー
放置タイムを終了してカラーチェックです。
カラーチェックした所、既染部への色素の定着も問題無いし、白髪のカバーも大丈夫そうだったのでシャンプーします。
いつもならヘアカラー後のシャンプーの時には、毛髪の状態に応じて後処理(栄養分の補給やpHの調整)をするのですが、ヘアカラー剤の実力を確認するために、シャンプー、シャンプー後も特別な処理はしないでそのままシャンプーを終わらせます。
シャンプー終わりの、まだウエットな状態の根元です。
ウエットな状態ですが、ほんのりとアッシュの発色も確認し、白髪のカバーも問題無いようなので、これもまたヘアカラー剤の実力をチェックするために、アウトバス系のトリートメントなどもブラシに勿論アイロンなども使わずにそのままドライします。
結果は?
ドライしていて思ったのは、現在当店で使用しているヘアカラー剤もツヤも出るし、手触りもどちらかと言うと良い方だと思っていますが、今回テストさせて頂いたヘアカラー剤は、さらにその上の質感でした。
発色の方も画像では少し分かりにくいかとは思いますが、なかなか綺麗なアッシュベージュになっていると思います。
問題の白髪のカバーですが、
直接見ると根元にもツヤが出ているのでツヤの部分が白く見える錯覚を起こしてしまうほどでしたが、見て頂くと分かる通り白髪も綺麗にカバー出来ています。
今回は髪質が少し細くて柔らかいモデルさんだったので、これが髪質が太くて硬い人だとまた違う結果になるかもしれませんので、もう少し今回の様なテストを行い、その後の経過も踏まえた上で導入するかを判断したいと思います。
今回テストしたヘアカラー剤は、既存の当店で使用しているヘアカラーとは別のものになるので、もし当店で導入すると言っても「メニューの追加」という形になって、お客様に選択して頂くものになると思います。
その際には、またLINEとホームページ(ブログ)でご案内させていただき頂きますので、しばらくお待ちください。
それではまた!( ´ ▽ ` )ノシ
2017/7/13追記
実はこの日にテストしたヘアカラー剤はウエラの「イルミナカラー」でした。
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